北本市は東京から40 ~ 45km の位置にあり、武蔵野の面影を残す雑木林が点在する緑豊かな住宅都市である。昭和46 年11 月3日に埼玉県内33 番目の市として誕生した。
まちづくりの方針に「ずっと住み続けたいまち、きたもと」を掲げ、経済・教育の活性化、便利で公正な行政サービスの提供、子育て支援の充実、自然環境の保全などの取組みを進めている。
北本市の桜には、日本五大桜の一つで、大正11 年に国の天然記念物に指定された樹齢約800年の「石戸蒲ザクラ」(他に福島県三春の滝ザクラ、山梨県武川村の山高神代桜、静岡県富士見市の狩宿の下馬ザクラ、岐阜県本巣市の根尾谷淡墨桜)、市の天然記念物として指定されている樹齢約200 年の「高尾エドヒガンザクラ」、ソメイヨシノの「石戸城ヶ谷堤」など、桜の名所が数多くあり市民に親しまれている。平成7年には石戸蒲ザクラの後継樹や北本市に転入された方々の故郷から送られた11 種182 本の様々な種類の桜を植栽した「高尾さくら公園」を開設し、毎年市内外から多くの人々が訪れている。
また、市内の雑木林には、大宮台地における全ての自生種、ヤマザクラ、エドヒガンザクラ、シダレザクラ、ウワミズザクラ、イヌザクラが今なお健在に自生しており、街路樹として八重桜や企業内の緑地にソメイヨシノなど多くの桜が植栽されている。
◇北本市web サイト:http://www.city.kitamoto.saitama.jp/