岐阜県本巣市

 平成16年2月1日に本巣町、真正町、糸貫町、根尾村の3町1村が合併して人口約3万5,000人余の本巣市となった。
 県都の岐阜市の北西に位置し、北は福井県と境を接する山間部から南は濃尾平野の中ほどの平坦部にいたる。南北に細長くて、北に高く南に低い地形となっている。
 さくらサミットには、旧根尾村時代から引き続き参加している。

 樹齢1,500 余年の淡墨桜は、継体天皇のお手植えの桜と伝えられる。
 桜では日本一の巨木といわれ、「日本のさくら名所100 選」にも選ばれ
た。
 国指定の天然記念物で、蕾のときは薄いピンク、満開にいたっては白色、散りぎわには淡い墨を引いたような色をおびるといわれる。
 過去、幾度も枯死の危機に陥ったが、山桜の根継ぎによる回生手術や作家宇野千代氏ら各界の保護活動によって、現在も盛観を保ち、毎年4月上旬には全国から20 万人もの観光客が訪れる。

◇本巣市web サイト:http://www.city.motosu.lg.jp/