岡山県津山市

 津山市は、中国山地の懐に広がる山紫水明の城下町である。古くは713(和銅6)年に美作国が生まれ、政治の中心となる国府が津山に置かれた。また、山陰と山陽を結ぶ因幡街道や、出雲(島根県)と播磨(兵庫県)を結ぶ出雲街道などがあり、昔から交通の要衝でもあった。来年の2013年(平成25年)には、美作国建国1300年を迎える。

 津山城(鶴山公園)は、津山市内の中心に位置し、津山市のシンボルとして市民はもちろん一般来訪者にも親しまれている。約千本の桜が満開になる「さくらまつり」の期間える人で賑わう。ソメイヨシノ(染井吉野)を中心に同系列のジンダイアケボノ(神代曙)やカンザン(関山)など植樹がされている。
 また、高さ45mの石垣、その本丸から見下ろす桜色の雲海のような景色はまさに壮観。

◇津山市webサイト:http://www.city.tsuyama.lg.jp/